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アイドル気取りに性格を変えさせられた人についてのレポート

アイドル語り

どうもです。(色の多さは推しの多さ)

 

ドルヲタになってしばらく(年単位で)時間が経ち、今年に入ってからはアイドル現場に文字通り週一で通うという奇行をもう40週あまりも続けている私ですが、先日久しぶりに行った現場がありました。

 

私はグループDDなので現場に行くほど好きなアイドルがたくさんいるのですが(だから週一現場も達成できてるわけですが)、そうなってくるとしばらく行かない現場も出てくるわけですね。現場に行くモチベーションもそれぞれ上下しますし、日程が合わなかったりもします。久しぶりの現場に行くと謎に緊張したり昔のことを思い出したりします。

 

先日行った某元アイドル気取り(あまり伏せられていない)現場も、メンバー全員と会うのはほぼ3ヵ月ぶりというご無沙汰っぷり。間にチェキ会や特典会には行っていましたが、この場合会うメンバーが限られてきますからね。果たして上手く話せるか、そもそもぼっち現場だけどメンタルが耐えられるのか…不安を覚えつつもその日の現場では知り合いも見つけ、メンバーとも和やかに話してほんわかした充実感を得て帰路につくことができたのです。

 

この某元アイドル気取り現場、今でこそ現場に行くこともかなり少なくなってしまいましたが、行くたびになんだか帰ってきたような気になるのです。私が初めて「推す」ということを積極的にしたのが彼らでした。

 

話は変わりまして先日私が行った対バンのお話を少し。その日の対バンはお目当てのグループ以外はほぼ知らない状態で、とあるグループの記念日をお祝いして開催されたライブでした。お祝いする側のグループに推しグループがいたわけです。そこで初めて見たグループが、その日主役であるグループに対してこんなことを言っていました。

 

「自分たちの音楽のルーツには彼らがいる。音楽をやってきて、もちろん自分たちの音楽を追求しているけれど、そのルーツには彼らがいるのは間違いない。だから今日この記念日を祝えるのが本当に嬉しいし、これからも尊敬している」

 

ルーツ」という言葉が私にはとても残りました。アイドルヲタクを長らくやってきた私ですが、この日お目当てだったグループを推し始めたのは比較的最近のことです。

 

じゃあ私のアイドルヲタクのルーツって何?誰?

 

そう考えた時に、やっぱり思い浮かぶのは初めての「推し」グループなのです。

 

思い返すと彼らが私の人生に関わり始めてから、私は(個人的には)大きく変わったように思います。私にとって彼らは「影響を受けたアイドル」なんて言葉では言い表せないくらいの存在なのです。

 

前置きが長くなりましたが、彼らが私にどんな影響を与えたのかを時系列で整理したいと思います。

 

まずは遡りまして幼稚園~高校生時代。転校することもあり、外で活発に遊ぶよりは読書をすることが好きでした。暗くなっても電気を付けずに読書を続けた結果、小一から眼鏡のお世話になることになりました。幼稚園から小学生時代の好きなアーティストは山下達郎尊敬する人は武蔵坊弁慶という渋さ(山下達郎の「高気圧ガール」を口ずさみ、武蔵坊弁慶の伝記を読んで涙する小学生を想像してください)。自分から人を誘ったり何かを企画したり人を先導したりということはまずありませんでした。受身万歳。まさにインドア派幼少期部門青年期部門二冠達成といったところ。

 

高校卒業後は地方から上京しまして、一人暮らしを開始。親の顔をチラつかせることなく夜も飲み会に行けるしネットもできる(ここでネットが出てくるあたりまだまだインドア極めてる)!某動画サイトにハマり、恐る恐るイベントにも行くようになりました。友達を作れるほどコミュ力がなかったため1人参戦が基本でしたが、段々それにも慣れてきました。

 

そこで出会ったのが某元アイドル気取りグループ。ソロ活動の時から個々人のことが好きで、もちろんグループになっても応援していました。そんな彼らが大阪に続いて東京でもライブをやってくれるとのこと。行くしかない、と1人チケットを握りしめて行きました。

 

ミニライブと銘打っていたにも関わらずかなりのボリュームで、知っている楽曲もたくさんあったし、何よりステージでの彼らが輝いていて、1人でも来てよかったなと。

 

終演後はありがたいことに本人物販があったのですが、チキンで変な気の遣い方をする私は列になっていた推し…のところではなくその時空いていた別メンバーに対応してもらうことに。コンビニのレジじゃねぇんだからと今なら突っ込むところですが、早く物販終わらせて次の人に譲らなきゃ!とその時は焦っちゃってました。でもとても丁寧に対応してくださって、今でもその笑顔は覚えています。

 

この日を皮切りに段々と現場参戦回数は増えていきました。初めて遠征というものもしました。初めて夜行バスを予約し、大阪に行ってライブを見てそのまま夜行バスで帰るという海外ロケ番組に匹敵するが如くの弾丸遠征も若さゆえですね。

 

現場に行くにつれてお友達も増えました。一緒にライブに行こうと誘ってもらったり、現場の空き時間は一緒にご飯に行ったり、遠征現場の翌日はみんなで観光したり。友達がいると現場ってこんなにも楽しさが広がるんだなぁと思いました。

 

現場に行くほどにもっともっと欲しくなって、一時期お金にも時間にもある程度余裕がある時期にはツアー全通もしました。全通したのはもちろんライブが楽しくて何も逃したくないと思ったからなんですが、もう一つ理由がありました。私にはこの「お金にも時間にもある程度余裕がある時期」というのは1年しかないとわかっていました。ツアー全通するなら、できるのはこの1年しかないだろうと。なら全部見届けようと。

 

その時期はレポもしていたので、セトリは全部メモしてまとめましたし自己紹介からMCに至るまで思い出せるだけ思い出してまとめました。ライブが終わった瞬間にペンとメモ帳を取り出して(当時はガラケーだったのでケータイでメモするよりも手書きの方が早かったのです)すごい勢いでぶつぶつ言いながらメモをするというテンプレみたいなキモヲタっぷりを毎公演お見せしていたかと思うとジャンピングスライディング土下座ものですが、今でも見返すと全通した満足感と楽しさが蘇ります。

 

思えば

現場にコンスタントに行き始めたのも

遠征をしたのも

友達ができたのも

レポの楽しさを知ったのも

全部全部この現場から始まったことでした。

 

今私はこのグループが発端となって「推す」に至ったアイドルグループたちの現場を駆け回り、毎週ヲタ活に励んでいます。

 

行きたい現場には我慢せずに行きます。

応援の気持ちは出し惜しみしません。

 

イベント前日に休みが発覚し、即座に飛行機を予約して単身北海道に飛んだこともありました。

ヲタク仲間と車を走らせて(道中散々車内で騒ぎながら)遠征に出掛けたこともありました。

仕事の合間にライブハウスに赴き、物販を泣く泣く諦め何食わぬ顔で職場に戻ったこともありました。

秋葉原で話しかけられてフライヤーをもらっただけのグループを応援したくて、5000円のチケット代を払ってライブに行ったこともありました。

 

欲張りになったと思います。

我慢しなくなったと思います。

図々しくもなったかもしれません。

 

でも

 

どんな形で現場に行っても、どんなに弾丸スケジュールでも、後悔したことはありません。行かないと後悔するって、思い切って行ったら絶対楽しいって、彼らに教わったから。

 

週末は家に引きこもってネットで動画を漁っていたインドアが、平日と同じようにアラームをかけ、メイクと髪を整え、推し色を身につけてうきうきと出かけるようになりました。現場がない週末はそわそわして、その日にある現場を探したり特に用事もないのに外に出るようになりました。

 

アイドルが好きと言うと意外だねと必ず言われます。まだまだマイナーな趣味なのかもしれません。あまり大きな声で言える趣味でもないのかもしれません。でも私はまだアイドル気取りだった彼らからたくさんの「楽しい」を教えてもらって、それがどの現場でも通用することを知って、私の世界は確実に広がりました。

 

現場に行けないこともあるけれど、彼らにはこんな私に変えてくれて本当に感謝しているし、現場に行かなくても応援しているし、ずっとずっと推しグループです。

 

私のヲタ活のルーツにあなたたちがいることに感謝して。